アコム・プロミスなど6社から420万円を借り競馬につぎ込む男

私が競馬をはじめたのは今から16年前。会社の先輩に競馬に連れて行ってもらって実際に馬券を購入したら、いきなり万馬券が当たったんです。500円購入したものが、一瞬で16万円になってびっくりしたのを今でも鮮明に覚えています。これがきっかけで競馬にどっぷりとのめり込むようになり、毎週のように競馬をするようになったのです。

競馬にハマって借金を繰り返す

私が競馬をはじめたのは今から16年前。会社の先輩に競馬に連れて行ってもらって実際に馬券を購入したら、いきなり万馬券が当たったんです。500円購入したものが、一瞬で16万円になってびっくりしたのを今でも鮮明に覚えています。これがきっかけで競馬にどっぷりとのめり込むようになり、毎週のように競馬をするようになったのです。

ただ、競馬の成績は全然振るいませんでした。それもその筈で初回の万馬券はビギナーズラックですし、そのビギナーズラックのときの万馬券を求めて大穴ばかりを狙っていたからです。それでもたまに万馬券が当たるんです。これが私にとってはいけなかったと思います。たまに万馬券が出た時の興奮を求めて、たくさんのレースを購入するようになっていきました。すると、給料だけでは足りなくなるようになったのです。

足りないお金については最初は会社の先輩に借りたり、後輩に借りたりしていました。でも、なかなかお金を返さない私に対して次第にお金を貸してくれなくなったんです。これで我慢すればよかったのですが、この頃には完全に競馬中毒になっていますからやめられません。なんとかお金を借りられるところはないか考えた結果、
消費者金融でお金を借りればいいという結論に達しました。そして、とうとう消費者金融でお金を借りてしまったのです。

消費者金融でお金を借りてからも競馬の成績は相変わらず。色々な消費者金融で次から次へとお金を借りていったのです。

私が最初に借金をしたのがプロミスです。借りた金額は15万円でした。初めての消費者金融利用だったので、審査に通るのか?実際に借りられるのか?いろいろ聞かれるのではないか?などの不安や抵抗もあったんですが、申し込みから1時間もしないうちに簡単な手続きでお金が借りられてしまったんです。こんなにもお金って簡単に借りられるんだと正直驚きましたね。
これで消費者金融を利用するのに抵抗がなくなりました。

消費者金融を利用するまでは、金利が高いといったイメージがあって利用を躊躇していました。でも、無利息期間のあったプロミスを利用してみたことで金利の高さをほとんど感じませんでした。むしろ、安いとさえ思ってしまったんです。これによって消費者金融を利用することに対してなんとも思わなくなり、手軽に借りるようになりました。

借金によって生活が180度変わりました

消費者金融でお金を借りることに抵抗がなくなってから、競馬で負けてもすぐに消費者金融でお金を借りるようになりました。でも、当初はお金に困ったという感覚がなかったんです。それは一応収入はありましたし借金の支払いがリボルビング払いだったからです。月々の返済がそれほど大きくなかったから、生活にもそれほど困りませんでした。

ところが、
プロミスでの借入額が限度に達してほかのプロミス、アコム、モビット、アイフル、レイクなど消費者金融にも手を出してからどんどんと借金が膨らんでいったんです。月々の返済額もこの時には12万円を超えるようになっていました。いつしか借金は雪だるま式に増えて400万円を超えるほどに。さすがにこのままでは破産してしまうのではないかという恐怖心が襲ってくるようになったのです。

さらに、不況の影響もあって給料も少しづつ下がり、ボーナスも減っていきました。これによってどんどんと生活は苦しさを増して行ったのです。さすがにこの時は、競馬中毒だった私も競馬をやめることを決意しました。

借金苦に陥ってからの生活は、とにかく節約生活になりました。
まず、会社に車で行っていたのですが車を売ってスクーターを購入。雨の日だろうが、冬だろうがスクーターを利用するようになりました。さらに、ラーメンや焼肉が好きでよく食べに行っていたのですが、一切の外食をやめました。それと、先輩たちともよく飲みに行っていたのですがそれもやめました。
買い物は、深夜に行くようにして見切り品を安く購入するようになっていきました。

借金をする前と全く違う生活になっています。