30歳頃に、洋服を買うことに非常にはまりまして、ブランド服を買いあさるようになっていました。
そのおかげで、月々数万円程度返済をしていく生活を送っていたのですが、更にもっと洋服が欲しい。どんどん欲しいブランドから新作が出ているのに、このままじゃ手に入らない。加えて借りてるお金は全額返済したいなどと考えており、同時にこの問題を解消する方法はないかと考えた挙句、当時「パチンコは運要素が高いけど、パチスロは考えれば絶対儲かる」などというネット上の噂をききつけ、パチスロに手をだしはじめました。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • ニックネーム:ダブルボギー
  • 男性
  • 35歳
  • webデザイナー
エポスカード 30万円 借金期間2010年5月頃~

洋服代をパチスロで補おうとして、泥沼にはまりました。

30歳頃に、洋服を買うことに非常にはまりまして、ブランド服を買いあさるようになっていました。
そのおかげで、月々数万円程度返済をしていく生活を送っていたのですが、更にもっと洋服が欲しい。どんどん欲しいブランドから新作が出ているのに、このままじゃ手に入らない。加えて借りてるお金は全額返済したいなどと考えており、同時にこの問題を解消する方法はないかと考えた挙句、当時「パチンコは運要素が高いけど、パチスロは考えれば絶対儲かる」などというネット上の噂をききつけ、パチスロに手をだしはじめました。

ここからが悪夢の始まりです。
始めに通った日と、その後2週間くらいは非常に運がよく、パチスロに出費した額よりも設けた額がすこし上回っていました。それですぐに「これは楽だ」と、浅はかな結論をだした私は、パチスロに通いつめ始めました。
そこに「負けず嫌い」という自分の性格も加わって、急に負けこむと、「次は絶対とりかえせる」という根拠の無い自信が発生し、気付けば洋服を買うために使っていたエポスカードでキャッシングサービスを利用して、借金をしはじめていました。

それでも根拠の無い自信は存在し続け、「すぐに返済できる」「自分が借金に苦しむはずがない」などと考えると同時に、パチスロがドンドンおもしろくなり、現実逃避をはじめていました。

結局これではだめだと思いなおすころには、借金額がふくれあがっていく一方で、洋服どころかギャンブルでの借金にアップアップな状況になっていました。

コツコツと3万円や5万円という額を、エポスカードで借り始めました。(最終的には30万円ほどになっていました。)
そもそも洋服購入に使っていたカードなので、新しい審査を通すわけでもなく、普通に引き出していました。
キャッシングでは、そのまま現金を引き出す分、最初はびっくりしましたが、「同じカード」を使っているという安心感と、目に見えていなかっただけで、今までと全く同じだと考え始め、特に気にしなくなっていました。

借りたお金をギャンブルに注ぎ込むという行為が非常に泥沼感を感じさせたのですが、そうであるがゆえにそれまで金銭面で痛い目にあったこの無い自分は、「そんな状況に自分は陥るわけがない」などと考えていました。
自分で稼いだお金ではないので、引き出したお金をお財布に入れる瞬間は手がすこし震えましたが、一人暮らしでいる事、誰かに相談したわけでもないことから、精神的にも物理的にも簡単に借りられてしまい、簡単に借りられたのだから、簡単に返せるなどと思い違いをしていました。

借金を増やしているだけという現実にたたされ、打ちのめされました。

まず借りたお金を円を返していかなくてはいけないわけですが、エポスカードは金利が非常に高いサービスなので、悠長なことをやっていると損ばかりです。
ギャンブルで全てチャラにしてむしろ黒字を出そうとおもっていたころは特に気にもしませんでしたが、借金が30万円を超えており、どうにもギャンブルでは返せないとわれに返った時、手元に残ったのは借金と敗北感、そして浅はかな自分への失望と怒り、後悔でした。

当初は洋服を買いまくり、リッチな生活をしようとおもっていたのに、気付けばパチスロに通い続けるだけの日々になっていたわけですから、ただのギャンブル中毒です。
よくギャンブルで借金をする人は「自分はなんとかなる、絶対勝ち越して返せると思い込む」などという記事もネットで拝見し、まさにこのまんま、自分が馬鹿なだけだったという事に気付き、非常に惨めな気持ちで借金返済生活がスタートしました。
内容が内容だけに親や友人に相談できるわけもなく、孤独感にもさいなまれました。

まず、飲み会にはまったく出席しなくなりました。そういった席に参加するだけで5000円くらいは軽く吹っ飛ぶので無理です。加えて食生活はよくて牛丼、大体は100円以下のカップラーメンという日々に変動。
買い物はスーパーに行く時だけですが、とにかくカロリー表示をみて、やすいけどカロリーが沢山取れる物というものに執着していました。
最初は栄養も考えて野菜ジュースなども購入していましたが、返済計画半ばあたりではそれも買わなくなり、インスタント麺主体の食事に変わっていました。

ギャンブル依存症から脱出するには債務整理

ギャンブル依存症は本当にこわい病気です。心ではわかっていてもパチンコ、競馬、競艇など一度、依存症になってしまうとやめることが本当にむずかしいのです。依存症になってしまったらカウンセラーにきちんとみてもらうことが重要です。また、依存症から脱却できたとしてもそれまでにしてしまった借金は残ったままで、生活を再建することがむずかしいでしょう。債務整理という方法によって消費者金融などに借金の圧縮してみてはいかがでしょうか?

債務整理を相談するには自治体で実施していることもありますし、法テラスで相談してみることもできます。
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また、債務整理は弁護士や司法書士が代理でおこなうことができますので、最寄の司法書士を探してみてはいかがでしょうか。
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