借金をゼロにできる

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初めて競馬にお金を賭けたのが、借金をする半年前のことです。
仕事で知り合った人に、酒も飲まない、女遊びもしない私に、せめて男はギャンブルくらいやらないと、ということを言われ、一番あたるのが競馬だから、と誘われて馬券を買いました。

【体験者の情報】

体験者 借入件数 借金総額 借金期間
  • 二宮損得
  • 31
  • 会社員
レイク 50万円 2011年5月~

競馬にはまる

借金をしたのは、競馬にはまってしまったからです。

初めて競馬にお金を賭けたのが、借金をする半年前のことです。
仕事で知り合った人に、酒も飲まない、女遊びもしない私に、せめて男はギャンブルくらいやらないと、ということを言われ、一番あたるのが競馬だから、と誘われて馬券を買いました。

そのときに、ひととおり競馬については説明を受けましたが、まるっきり興味すらなかったので、すぐにのめりこむことは有りませんでした。

しかし、連れられて行ったレースで、30万円の大当たりが出たのです。

1レースから最終レースまで、馬の状態や良し悪しの見方を教えてもらいながら、そして馬券の買い方や、目の付け方などを教えてもらいました。
とはいえ、最初で何もわからなかったので、どの馬券を買ったらいいのかをレクチャーしてもらいながら勧められた馬券を買ったら、30万円になったのです。

競馬そのものの面白さはよくわかりませんでしたが、馬が走る光景はとても壮観だったことや、なによりも、いきなり30万円もの金額を手にできたことに興奮してしまい、その30万円を元手に次の週も競馬に出かけ、賭けたところを10万円が当たったのです。
そしてその次も10万円と3週連続で当たったのです。

お金を賭ければ当たるというような、しかもけっこうな金額が当たるということで、競馬でお金を稼ぐということに興奮してしまい、それからは毎週のように馬券を買うことに。

当たった額を元手にして馬券を買うも、ぴしゃりと計ったように4回目からは当たらなくなりました。
でも、あの当たった時の興奮がよみがえって、次は絶対にあたるはずだ。外れるわけがない、との思いから賭け続け、
遂には稼いだ額以上の投資をしてしまうことになり、借金をすることになっていました。


レイクで50万円をお金を借りました。

いま思えば、お金を借りているという認識は全然なかったです。
というのも、携帯電話で操作するだけで自分の口座にお金が入ってくるというものでお金が手に入ったのです。

便利な反面、振込で、しかも誰にも合わずに審査から振り込みまで出来てしまうので、借金しているという感覚は皆無というのか、麻痺していました。

それでも、そのお金をまた競馬につぎ込みました。

借金というモノについては良いイメージは有りませんでしたが、あまりにも簡単にお金が借りられてしまうことや、競馬がしたいという、絶対競馬で勝てるからお金は手に入るのだという麻痺状態になり、悪いなどという感覚は皆無でした。
そのため、踏みとどまったり、考え直すということは一切になくて、借金することに躊躇はしていませんでした。

競馬が当たらない

ビギナーズラックでなのか、連れて行ってくれた人が競馬のプロだった(いまは連絡が取れません)のかわかりませんが、3回連続で当たってしまったことで競馬では簡単にお金が手に入るという感覚になってしまいました。
あの快感と興奮と、実際にお金が手に入るという幸福感を味わいたかったので、どんどん競馬にお金をつぎ込むようになり、借金しました。
それでも、あれ以来、競馬での当たりはおさまってしまい、借りた金額分を取り戻すことはできずに、でも3回連続で当たったのだから必ず当たるのだという変な期待によって、どんどん生活は苦しくなりました。

パチンコなどと違って競馬は馬券を買いさえすれば、その時に自分が忙しくてもお金が手に入るかもしれないというギャンブルなのが私にはイケなかったかもしれません。

パソコンなどでも馬券を買えることを知り、ろくに馬を見ずに、現地へ行かなくてもどんどん馬券を買い、少しの当たりが出ても、それを次の馬券や返済に回していると、いつの間にか、借金地獄でした。

会社員なので、毎月入ってくるお金は変わりません。
そのため、その決まった金額から返済と、絶対に返せるくらいの利益を出せると中毒になった競馬への投資に追われました。

それまでは昼食は外食に行っていましたが、そこにお金をかけるくらいならということで、カップラーメンにしました。
競馬のことが頭から離れなくなり、とくに土日は競馬の結果が気になってしまい、四六時中携帯電話を操作しているので、友人などからは、お前変わったなと言われましたが、借金をしていることは言えなかったので、本当のことを告げられずに、あまりにも携帯を操作するものだからいい加減にしろと怒られ、離れて行ってしまいました。